睡眠と健康の関係
記事追加:2017-09-29 02:11:38
日本人は世界的に見ても睡眠時間が短いといわれています。特に女性の睡眠時間が男性よりも短い国というのは、日本の他にはあまりないのだそうです。アメリカに比べると、男女ともに平均1時間ちかく睡眠時間が短く、日本人の睡眠への意識の低さがうかがえます。
だけど、睡眠は健康を維持するうえで非常に重要です。疲労やストレスから心身を回復させることはもちろんですけど、体内時計をリセットする作用があるからです。人間の体内時計は厳密に24時間ではないので、きちんとリセットされないとどんどんズレていってしまうんですね。規則正しい睡眠をして、毎朝決まった時間に朝日を浴びることで体内時計をリセットし、快適な生活リズムを保てます。
睡眠は時間だけではなく質も重要です。たっぷりと睡眠をとる時間があっても、睡眠の質が良くなければ意味がありません。肩こりが酷かったり、いびきをかいているようなら要注意です。特にいびきは睡眠時無呼吸症候群のリスクがあります。睡眠時無呼吸症候群は、様々な病気の要因になります。
睡眠の質を上げるには、まず枕は自分に合ったものを選ぶこと。そして寝る3時間前までに食事を済ませておくこと。寝る1時間前には入浴を済ませ、パソコンやテレビ、スマホなどといった光の刺激をさけることなどがあげられます。
人間は体温が上がって、下がっていく時に眠りやすくなります。ですから、お風呂で温まって、軽くストレッチなどで身体をほぐしてから寝ると、ちょうどよく体温が下がっていき、リラックスして質の高い睡眠をとることができますよ。